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肩の力を抜こう「〜すべき」を取り除いてくれる本

こうしなきゃ。あーしなきゃー。あれもやってない。これもやってない。

と迫りゆく時間・周りからのプレッシャーに疲れている人はいませんか?

そんな人に「待って、待って、一旦落ち着いて。立ち止まって今と向き合ってみなさい

と、優しく声をかけてくれるエッセイ本のご紹介です。

ぺえ著「退屈の愛し方」

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退屈の愛し方 [ ぺえ ]
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退屈の愛し方【電子書籍】[ ぺえ ]

約190ページありますが、基本的に見開き1ページで完結するので、

順番通りでなくても、パッと開いたページを読んで楽しめますよ!

本記事では3つのポイントを抜粋して書いてみました!

こんな人にオススメ!

過去に執着して前に進めない人

先が不安すぎて今を楽しめない人

人や周りに合わせて生きにくいと感じている人

ぺえさんが前書きで言ってますが、本書を読んだからと

  • 自分のことが好きになる
  • 生きる目的が見つかる
  • お金が稼げるようになる

とはならんです。

だけど、

立ち止まってもいい、考えすぎなくてもいい、ありのままでいい

そんな純粋な気持ちになれる一冊となっております。

私は元々youtubeでぺえさんを知ってファンになった身なのですが、

ありのままの飾らない姿に、「こんなに悩んでてバカみたい」と思ったのがきっかけでよく見るようになりました。

活字を読みたくないわーなんて人は、下の動画だけでも雰囲気を知れるのでぜひ見てみてください。

※動画30分あたりからとても気が楽になることを喋ってますよほんとみんな焦って前に進みすぎなんです。

本も動画も何か必死に学ばなくてはいけない!なんて思うことこそ『〜すべき』の始まりです。

ぼーっと頭を空にして見るのがオススメですよ〜

それでは記事へ進みましょう!

目次

去の自分との向き合い方

今の私が偉そうに、過去の私に指図するな

本書見出しの言葉なのですが、インパクトがありませんか?

「なんであの時あんな選択をしたのだろう。」

「あっちの選択をしてたらもっと充実した日々を過ごせたはずなのに…。」

過去を後悔してしまうことってよくありますよね。

そんな経験者に喝!ではないですけど、

過去を置いて今を進む言葉をぺえさんがくれました。

以下、本書からお借りした言葉です。

せっかく終わった過去に行ってどうするの?

私には、過去の自分は他人、っていう感覚がある。

「あの時こうしたらよかったのに」って思ったこともない。

だって、「そのときの私がそうしなかったんだから、それがその時のベストだったんだ」って思うもん。

いつでも今の私がナンバーワンよ。

『退屈の愛し方』P. 38〜39より抜粋

過去に執着しがちな私に、新しい過去の概念を教えてくれました。

過去の自分に意見が言えるのは、
過去から今まで色々経験してきたからこそだよなー。
ってことは今の知識と経験から選択したことは現状のベストだよ、

うん。

そんなふうに私は思いました。

いつでも今の私がナンバーワン!もちろん明日の私もナンバーワン!

日々自分をアップグレードして生きていきたいですね!

将来の不安より今を楽に楽しく

“同じところで3年以上足踏みしないほうがいい”

よく石の上にも三年って言いますよね。

ぺえさんも3年という数字を指標としているそう。

とはいえ、「自分の心身がすり減ってしまう環境」なら、

早めに見切りをつけて楽に生きていこう』というお話です。

私はあまり長いスパンでスパンでものごとを見る必要はないと思っている。

だから、例えばうっかりブラック企業に入っちゃって、(中略)「この仕事がなくなったら将来不安」とか「私以外この仕事をやれる人はいないから…」みたいなことは考えないの。

心の傷だって、体の傷と同じ。回復にはすごく時間がかかるし、深ければ自分の命にだって関わるよ。

(中略)きっと、私たちババアになったらなったで、ジジイになったらなったで、そのときと場所を楽しめているよ。

将来を悲観するよりさ、今を楽にやっていこ

『退屈の愛し方』P. 80〜81より抜粋

ものごとを続けられない自分を責めてしまうことってありませんか?

そうすると辛くても辞められないから、もっとしんどくなる“負のスパイラル”ですよね。

私も転職を繰り返したものの、会社での人間関係や職場環境に疲れて、

かなりの期間落ちて引きこもってしまった時期がありました。

心の傷って本当に厄介で、アクティブになれるまで私は5年くらいかかりました。

でもぺえさんの言う通り、

一つのことを長く続けなければいけないなんてことないんですよね。

いまだに将来の不安で寝れなくなることもありますが、

お金問題とか老後の心配はあるけど、
今に集中して楽しんでいれば、メンタルも安定するから、
大変なことが起きても乗り越えられる気がしてきた!
未来を必要以上に不安がらずに、
むしろ未知の世界を楽しみに生きてみよう!

そんなふうに思えるお話でした。

将来の不安よりも、

今を楽に楽しく生きる方法を模索したいですね!

進むペースは人それぞれ

“嫌でも明日は来んのよ”

人や周りの環境に無理に合わせて「〜でなければ」と義務感を抱くことってありませんか?

ぺえさんも「笑顔でいることが当たり前」「前向きでいることが正義」という世の中の風潮に、

疑問を投げかけています。

集団で仕事をしなきゃいけない環境では、歩幅を揃えて歩いていくのが正しいとされているけれど、

よくよく考えてみたら、歩幅なんて人それぞれ違うもの。

それなのに、何でそんなに歩幅を合わせて歩こうとするのだろう。

本当はさ、1日1歩も進まない日があってもいいそういう日があることが当たり前なんだけどね。

例えば足を怪我したら歩けなくなるじゃん?

それと同じように、心が怪我したって歩けないし、無理に歩かなくていいはずでしょ?

毎日毎日前向きで、全力で生きなくたっていいのよ。

だって、嫌でも明日は来んのよ。まずは明日を生き抜かなきゃいけないんだもの。

『退屈の愛し方』P. 168〜169より抜粋

せかせかしている集団にいたら、急がなきゃってなるし、

ゆーったりしている集団にいたら、まだいいかぁーとなる。

どっちが悪いとかではないけど、無理に周りに合わせることの危険性をぺえさんは教えてくれました。

人と歩幅を合わせるってさ、
普段トレーニングしていないのに、マッチョの人と同じ負荷で筋トレしてしまうようなもんよなー。
そんなんやってたら絶対怪我するやん!
確かに体の不調は気付きやすいけど、
心って目に見えないから軽視しやすいよね。

時は止まってくれない!だから自分で自分の不調に気づいてあげたいです。

明日、いや今日を健康に生き抜くために、

疲れたら体だけじゃなく「心」を休めていきたいですね!

著者説明

著者説明

ぺえ

1992年生まれ。

原宿竹下通りのアパレルショップで働く中、

「ただただ好きだからメイクをしている」姿が新世代オネエとして注目され、

「ジェンダーフリーの謎のショップ定員」として一躍話題となる。

2021年10月より、

10代向け番組TOKYO FM/JFN38局『SCHOOL OF LOCK!』の5代目教頭としてMCを務める。

YouTubeチャンネル『ぺえ』では、媚びることないバラエティに富んだ動画で、

幅広い世代から圧倒的支持を得る。

“本書著者説明より”

まとめ:今を大切に、楽に楽しく、自分のペースで!

悩める人たちへこんな言葉を送ります
過去に執着して前に進めない

先が不安すぎて今を楽しめない人


人や周りに合わせて生きにくいと感じている人
常に今がナンバーワンと考えましょ

将来を不安視しすぎずに、
今を楽に生きる方法を模索しましょ

歩幅は人それぞれですよ

本記事では省きましたが、

“虹に向かって死ねっていえ”という常識を覆す考え、“結婚は3年契約”でという恋愛観など、

ぺえさんらしさ爆発!な面白い話が盛りだくさんの「退屈の愛し方」

興味ある方はぜひお手に取って読んでみてくださいね

ここまで読んでいただきありがとうございました〜

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